専門家と素人の違いはたった2%

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専門家との違いは、たった2%?

「専門家と素人の違いはたった2%だ」と言われることがあります。

もちろん、“素人”といってもピンキリで、専門家にも幅がありますから、その2%で全てを語るのは乱暴かもしれません。でも――その2%が、思っている以上に大きな壁となることもあるんです。

たった2音、されど2音。

先日、僕が運営しているギターサロンで、面白い出来事がありました。

よく知られたスケールをベースにしたギターソロの中に、あえて“外した”音を入れてみたんです。ほんの2音、スケールの外側から選んだ音を混ぜただけ。

でも、そのたった2音によって「どうなっているのか分からない」「SRVのフレーズの気がする」と、理解に戸惑うメンバーがいたんですね。

音楽は12音しかありません。そしてキーの中で使われるのは、基本的に7音。その枠の中での、たった“2音”の変化。でもそのわずかなズレが、思った以上に難しさとして感じられてしまう――これってすごく象徴的な出来事だなと感じました。

音楽を諦めてしまう前に。

多くの人は、別にプロになりたいわけじゃない。ただ、趣味としてギターを楽しみたい。そんな人がほとんどのはず。

にもかかわらず、この“2%の壁”のせいで、「やっぱり自分には無理かも」と、音楽から離れていく人が多い。それは本当にもったいないことだと思います。

だからこそ僕は、その壁を乗り越えるための方法を、3つ提案したいと思います。


【2%の壁】を乗り越える3つの方法

1. 驚きすぎない。受け入れてみる。

まず、「なんで分からないんだろう」と落ち込まず、「そういうこともあるか」と気楽に構えること。

“たった2%”の違いがあるからこそ、違和感や難しさを感じるのは当たり前。驚きすぎずに受け入れて、自分の感覚で試行錯誤していくことが大切です。

2. お金でショートカットする。

レッスンを受けたり、譜面や教材を買ったりするのも、ひとつの突破口。

時間をお金で買うという考え方は、決してズルではありません。2%を乗り越える成功している人から乗り越え方を買う。もしくは乗り越えるのを手伝ってもらう。むしろ最短距離を知っているという意味で、すごく賢い選択です。

3. 仲間と一緒に乗り越える。

自分が分からなくても、仲間ができていたら勇気になります。

「あの人ができたなら、自分もやってみよう」と思えたり、「負けてられないな」とモチベーションが上がったり。人との関わりは、音楽を続けるうえで何よりの力になります。


2%にこそ、音楽の面白さがある。

ほんの少しの違いに敏感になるからこそ、音楽って面白い。

壁を感じたら、それは成長のチャンスです。乗り越える方法はきっとあるし、その先には「分かるようになった!」という快感が待っています。

もしあなたが、いま音楽に少しだけしんどさを感じているなら――この3つの方法のどれかを、ぜひ試してみてください。

あなたが音楽を続けていけるように、僕もずっと応援しています。


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