お金がないギタリストが灰になるまで|漫画風イラストと共に描く現実

先日、僕のブラザーでありメンターのような存在と飲んでいたとき、「コロナ中ミュージシャンが苦しむ声が聞こえる中、かずと(私のこと)ちゃんと食えてるのかね?」と心配な気持ちもありながらも、メールしていると不安そうな文章が微塵もないので特に聞かなかったが、久々会ってみてもやっぱり元気そうだな!って一声から飲み会が始まりました。ご心配なく、おかげさまで全然元気です(笑)

実際、コロナ後、音楽やクリエイティブの世界、さらにその周りの周辺機器販売では「仕事がない」「食えてない」「売れない」といった相談を、個人・企業問わず本当によく受けます。ですが、話をよくよく聞いてみると、実は根本的な問題は自分の「商品がない」「商品を作る意欲がない」ことだったりするんです。

お金がなく仕事もない疲れ果てたギタリストの漫画風イラスト

「いい仕事してます」だけでは仕事は来ない時代

「自分はいい仕事してますよ〜」というアピールだけでは、今の時代は通用しません。なぜなら、みんなある程度いい仕事をしているし、企業も“いい人”をすでに雇っているから。

じゃあ、どうしたら選ばれるのか?

答えはシンプルで、作品を見せることが一番早いんです。
音楽家なら音源、デザイナーなら作品集——とにかく“目に見える形”で示すこと。これがスタートラインです。


「専門家じゃないとダメ」という日本の空気

日本では「練習して、研究して、良い音を出す」という“職人魂”が強くて、素晴らしい文化でもあります。
でも、その努力が「届け方」や「見せ方」に向いていないケースが多い。
結果、「売る」「広げる」「届ける」ことへの意識が薄くなってしまう

そうなると、「誰かが声をかけてくれるまで待つ」姿勢から抜け出せず、チャンスを逃し続ける人が少なくありません。


「売るのが恥ずかしい」は卒業しよう

音楽を売ることはもちろん必須です。でも、それだけですか?ライブに行って「このTシャツ欲しいな」「あのギタリストのピック買えたらうれしいな」と思ったこと、ありませんか?

それはお客さんの純粋な欲求なんです。

でも出演者側が「グッズを売るのは恥ずかしい」「押しつけがましいかも」とためらってしまうことが多い。でも、それって欲しいと言ってる人に「恥ずかしい」と言ってるわけで、よく考えたらちょっとズレてますよね。

おそらく、自分自身が何かを「欲しい」と思わなくなっていたり、情熱が冷めてしまっているからなのかもしれません。


「音楽じゃ食えない」んじゃない。「食べ方を知らない」だけ

よく「音楽じゃ食えない」と言うけれど、それは音楽で食べていくための「方法」を学んでいないだけかもと睨んでいます。例えていうなら、ラーメン屋が自慢のラーメンには心血注いでいるが、店内も汚く、対応も悪いのにお客が来ないと悩んでいるような状態に気づけてないことが多い。

それがわからないから、頑張りどころがわからないんで、情熱が冷める。意欲も湧かない。
それに加えて集客セミナーやビジネスの勉強なんて必要ない。胡散臭いし僕らがやってるものは芸術だ!!!って人がめちゃくちゃ多い。

でも、考えてみてください。
あなたが好きな音楽も、今食べている食事も、この文章を読んでいるスマホやPCも、すべて「ビジネスの構造」を通ってあなたの手元に届いているんです。

ちゃんと学べば、自分の音楽や表現がどうやって人に届くのか、どうすればお客さんの「欲しい」に応えられるのか、ちゃんと見えてきます。


今こそ、自分の作品を「届ける努力」を

「商品がない」「売るのが恥ずかしい」と言ってる暇があるなら、まずは学びましょう。
そして、誰かの手に自分の作品を届ける努力を始めましょう

もし「どうしたらいいか分からない」という方がいたら、いつでも相談に乗りますよ。
音楽も人生も、届け方ひとつで世界が変わります。

こういう潜在的な悩みの相談については、間口が開いていないし、誰が講師か、どんな話になるのか、相談相手は誰?、相談料金もボッタクられるんじゃないの?不安だらけですよね。
私の場合で言えばYoutubeで顔も出してますし、経験値もプロフィールでしっかり出してます、レッスンも販売という形でしているので僕のところは安心して来やすいかもしれません。
レッスンとして販売していますが、お金や運営のこともいつでも相談しに来てください。
https://kazutosuematsu.cart.fc2.com/
ニーズが高まれば勉強会と言う形もありだなぁと思っています。


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