今日は本題として 「他人のことは無視しよう」という話です。
これすごい大事な話なんで、ぜひこの深掘り読んでいただきたいなと思います。
これもですね、僕の書籍「1日10分!40歳からの速弾き奏法革命」からですね。166ページを見てください。このページのですね、自分と他人は違って当たり前みたいな項目のところから、お話をしていきたいなと思っております。
で、ギター練習をするとなるとですね、やっぱり僕らって小学校、中学校、高校、ぐらいまではなんとなく出たり出なかったりしてるのかなと思いますけども、 そして優秀な方は大学まで出てると思うんですが、 やっぱり同じ土台の上に環境も違えばスタート地点も違うはずなのに、 例えば4月に生まれた人と翌年の3月に生まれた人じゃ、本当は1年違うわけじゃない?なのに同じ1年生です、2年生ですって言われてですね、さあ、国語をやりますよ、数学をやりますよって、餌を待っているヒナのように勉強してきて、それであなたは分かってないね、バカですね言われて、偏差値低いね、じゃああっち行って、こっち行ってって振り分けられて優劣をつけられてきましたよね。
それに慣れてきたからかもしれませんけど、やっぱり他人の目というか、他人が何やってるのかみたいなことがすごく気になるし、他人が何をやってるのかを見ないと自分が何をやっていいか決められないみたいな人たちも非常に多いなと思ってるんです、僕。
自分のことなんだから自分で決めればいいのにって簡単に思うけど、人のことが気になって仕方ない考えの人って結構多いなと。それでいわゆる先生とかに課題を示唆してもらわない、課題こんなの出してください、宿題出してくださいみたいに、そういう風にしてもらわないと自分で勉強できないという人たちがめちゃくちゃ多いなと感じてます。
ってことは、そういう風な癖がついてしまうと、いくらでも他人にコントロールされてしまうっていうことでもあるんですよ。僕は結構このことが怖いなと思っちゃってるんですね。要は個人の能力に合わせたテキストじゃなく、テキストを一個作ってですね、それができなければあなたギター向いてないねって言えちゃう可能性があるわけでしょ。そこに結構みんな気づいてるんだろうかってちょっと心配なんです。

それこそちょうどね、面白い話があったんでご紹介したいんですけども、 ジミ・ヘンドリックスというギターの神様がいます。
このジミ・ヘンドリックス(以後ジミヘン)はですね、リトル・リチャードっていうロックンロールの天才みたいなボーカリストのバックギタリストを昔やってたんですよ。
で、皆さんジミヘンは天才だからバックギターリストもバッチリだったんだろうな、リトルリチャードも大喜びしただろうな!と想像するかもしれませんけども、実はですね、ジミヘンはリトルリチャードより奇抜な衣装を着てしまったり、肩の上にギターを担ぎ派手にギターを弾いたり、、、自分の「こうやりたい!」みたいなのをステージ上で全開でやっちゃったわけですよ笑
そこでリトルリチャードに俺より目立つんじゃねえ!って怒られ、最終的にはなんと「クビ」になってるんですね。仕事を失うわけですから、非常に傷ついたはずなんです、ジミヘンも。仕事がなくなっちゃった、クビにされたよ困ったなぁとがっくりきたはずなんですね。
要は、そのリトル・リチャードバンドという小さな世界の中では ジミヘンはちょっとイカれたやつっていうことですね。 だから追い出されてしまったんだけど、皆さんご存知の通り、そのジミヘンががやりたかったことはその後、世界を席巻するわけです。歴史に名を残すギタリストになっていくわけです。
だから場所が変わったり時間が変わったり、国が変わったり、トレンドが変わったり……1つの世界ではダメでも、ダメと言われるものほど、他の場所に移動したり時代が変わるとその価値が変わったりするもんなんですよ。 他人が信じられない、ひどい、嫌だ!と思うものは、他の世界では価値がある可能性があるのです。逆に言えばみんなにとって心地よい、普通というかそこそこに見えるものは、価値がないというか注目する必要のない平凡というものです。
だから先ほども言いましたが、変な声の人ぜひ僕のStand FMに弾き語りを送ってくれてください笑。変な声の人たちの方が魅力がある、みんなが夢中になる可能性があるってことなんです。だから他人を真似ないでいいんですよ。他人のことなんか気にしなくていいんですよ。 皆さんが好きだと頭の中で思ったことを実現させようと思って練習してほしい。
あなたの好みもあなたの器用さもあなたの弱点もあなただけのものだからなんです。 あなたしか持ってないものをフル発揮すればそれはいつか宝になるかもしれない。そういうことが言いたくてこの166ページのですねふと文字読んで今読みましたけど、この文章を書きました。
ここは大事なところですね。 要はみんなと同じテキストを与えられて、みんなと同じテキストをやって、上達したり、上手くなれた人はいいですよ。 でもうまくいかなかった人は、そのテキストのせいでギターがつまんなくなったりもするでしょ?
うまくいった人はあのテキストは良いテキストだ!っていうかもしれないけど、うまくいかなかった人にとっては自分を貶めた憎っくきテキストだ!になるわけで笑。
大人なんですからもう自分で決めたら?ですし、自分が好きなものをやるんだから、それを自分で何を使って乗り越えるか考えるべきだと思います。
例えば先生に全てを聞こうとせずにね、こういうことをやりたいんだけど、 どういうふうにやったら出来るかな?みたいな先生の使い方をすればいいんじゃないかなと。言葉持ってるんだから、お金も持ってるんだから、聞けばいいんじゃないかなと思いますね。
で、その次のページにも書いていますが結局ね、聴き手にとって大切なのはテキストをうまくこなせる人かどうかではなくて、感動できる音楽をしているかどうかなんですよ。
それが非常に重要な要素です。例えば、テキストに書いてある曲を弾いて見せられても、それは単に練習中の発表会みたいにみえるかも。
でも、その人が「この曲が好きで昔から弾いてみたかった」と言いながら、上手くいかない中でも一生懸命に演奏したり、一生懸命に歌ったりすると、心を打たれるかもしれません。そこにはその人がやりたかったことが感じられ、その思いが伝わってくるのです。
私の先輩が言っていた言葉で、非常に心に残っているものがあります。それをここでに伝えたいと思います。
「ただただ勉強しただけのつまらないプロの音楽を聴かされるぐらいなら、もう好きで好きでたまらないXのコピーバンドをしている高校生の方がずっとマシだ」という言葉です。本当に僕もそう思います。音楽には情熱がないと!みんな情熱を聴きたいのに、情熱がないただの練習を聴いても何の価値もありません。

ちなみに最近AIが注目を集めていますね。人間がこれとこれを組み合わせるとどうなるのか、といったことをAIが短時間で答えてくれるような時代になりました。要するに、発想があれば、人工知能がそれに対して答えを出してくれる時代になってきたのです。そのため、発想を持っている人なら、例えば奇抜な画像を、AIを使って一瞬で描くことができるようになったのです。発想力があれば、その発想を表現する言葉や知識があれば、AIによって精密な絵を描くことができるようになってしまいました。ある人がその絵を見て「美術が音楽に追いついたね」と言ったそうです。この話、素晴らしいですよね。
美術の世界ではデッサンや技術の学習、絵の練習を通じて個性的な絵を描きます。ピカソのようなレベルになるためにはかなりの練習が必要です。しかし、音楽は違います。
例えば子供でも大人でも上手さ下手さ関係なく、頭の中に浮かんだメロディーや感じをすぐに鼻歌にできませんか?
その歌ってる時は、時代や年齢など様々な要素を抜きにして、頭の中にイメージしているものがすぐに音になっているのです。頭の中に浮かんだ音を楽しむことが誰でも出来る。これが音楽の素晴らしいところです。
ですので、私のおすすめは、音楽は勉強せずともイメージできる、音を楽しめるものです。だからこそ、自分が好きなジャンルややりたいこと、頭の中で考えているものをしっかりとイメージし、それを楽しみながら攻略方法を考えることです。
その方法には先生の指導が必要になるかもしれません。それがやりたいのなら指を動かさなければいけないね、こういうことを覚えなければいけないね、といった具体的な指導を学びながら、挑戦することが非常に重要だと思います。そういう風に自分に集中することで、他人との比較や優劣を感じる必要もなくなるのです。あの人私より先に進んでいる!とテキストをやってる時に起こる焦りも0ありません。この点が非常に重要だと思います。
以上です。今日もご視聴ありがとうございました。良い1日をお過ごしください。また、弾き語りのリクエストやご質問など、お気軽にメールやYouTubeのコメントなどでお知らせいただければ、サポートいたします。どうぞよろしくお願いします。また次回お会いしましょう。ありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━
📕ばーとまん初の書籍📕
【一日10分!40歳からの速弾き奏法革命】
Amazonで販売中
https://amzn.to/3uLwSkQ
サイン入りが欲しい方はこちらへ
【末松のサイン本屋さん】
https://burtman.thebase.in/
━━━━━━━━━━━━━━━
▷ばーとまんのYouTube
https://youtube.com/@KazutoSuematsu
有料オンラインサロン
【カケコミギタLAB】ウサギさんクラス
入会は毎月1日と15日に下記URLより
↓
https://tinyurl.com/y4dva9z3
無料クラスもあるよ★今なら10本動画無料で観れます★
【カケコミギタLAB】カメさんクラス
https://www.facebook.com/groups/kamesanclass/
※アンケートにお答えいただくだけでご入会できます。
各種SNSもフォローしてね!
Twitter
http://twitter.com/SuematsuBand
Instagram
https://www.instagram.com/kazutosuematsu
TikTok
https://www.tiktok.com/@kazutosuematsu
Stand FM
https://onl.la/QfHckvr
#末松一人
コメント