今日はマナーについてです。

いきなりですが、お正月といえば、年賀状書いたり、子供たちが書き初めしたり、色々文字を書く機会が突然1年の中で増えますよね。
昔は習字だのペン習字だのと言って文字を綺麗に書くことが相手のマナー、これが一般常識として身につけておかなければいけないスキルでありました。
でも今やパソコンで文字を打つことも多くなり、新年の挨拶とかもネット上で簡単に交わされるということが当たり前になり、習字が必要というのはちょっと変わってきたように思います。
習字やペン習字などのそういった相手へのマナーは、今はネット上のものに変わってきたと言うことですね。
しかし未だにそのネットの使い方がわかっていなかったり、あまり意味がないのではないかと思っている人がいると思いますので、そのマナーとはいったいどんなことかちょっと説明したいと思います。

具体的な例を取り上げて考えてみましょう。
まず一つ目はSNSで使われるアイコンについてです。
最近NFTというものが流行りました。
NFTとは、「ノンファンジブルトークン(Non-Fungible Token)の頭文字をとった言葉で、簡単に言うとデジタル画像のことです。デジタル画像に「これが世界で1個のもの」という証明する方法ができたのです。
今までは、画像を友達に送ったら友達が1個、自分も同じ画像を1個持つことになります。今まではどんどん送れば送るほどコピーが出来上がっていたと言うことになります。
しかしそれが、ブロックチェーン技術というもので「これは世界に一つしかありません!そしてこっちはコピーです!」という証明ができるようになったのです。
今やいわゆる世界中のアーティストが世界で一つだけのデジタルアートみたいな絵を描いたり、文字を書いたりして、様々なアートを作り取引きしています。
世界中では、それをサッカー選手のネイマールさんなど、有名なスポーツ選手が自分のアイコンにしています。
TwitterやFacebook 、Instagramのアイコンにしており、それが「その人」を示すものになったりします。
いわゆるファッションと一緒です。
例えば、ただのダウンというのを着てる人もいますが、パタゴニアやコロンビアとかのものを身に纏っている人を見るととあの人たちはアウトドアが好きなんだねと思ったり、エモンクラリアカナダグースだったりすると、ちょっとブランドが好きという自分を表現するための道具になっているような気がしませんか。
では、ちょっと話を戻しまして現状みんなどんなアイコンを使っているかと見渡してみると……どう考えてもそのアイコン見た人怖がらない?、気持ち悪いなと相手に不快にさせたり、不信感を抱くようなアイコンを使っていらっしゃる方、めちゃくちゃいると思います笑
そこが、NFTだったらまた話は別になってくるのです。
NFTだとFacebookもTwitterもアイコンが7色とかキラキラ光ったりするんです。ぜひ、僕の赤いアイコンを見てみてください。
例えば、これはモンクレールだな!と高級なダウンは判断できますよね。
NFTもまさにそう言うことで、NFTには価格がついており、1個1億円から安いものでは何十円のものもあります。
それを証明するために、キラキラする縁取りが出てまして、ワンクリックでいくらのものかわかるようになってます。
そういう風にファッションとしてちゃんと確立し始めています。
今この現状では、皆さんがはじめましての時に、最初に相手を認識するのがアイコンなのに、そのアイコンをわざわざ不快、不信感があるような変なマスクの画像にしてる人いますね。でも、一般的にお会いする際に、不信感を抱いたり、怖いという印象があると、皆さんもそういう人にあまり関わりたくないと思うのではないでしょうか。
なので、例えばあなたがギタリストであれば、ギタリストらしくギターの絵を載せるとか、自分の顔を載せるとか。ただその顔も睨んでるようなものではなく、ちゃんと格好つけたものとか。
あとは、いつ撮ったのかな?というような、過去にガラケーで写真撮ったみたいな画像ではなく、しっかり質のいい画像にしてゆく方が、どんな相手にも信頼感というのものを与えられるのではないでしょうか。
この部分は、ネット社会においてしっかり考えないといけないのではないかと思います。
そして二つ目は、ネット上での個人情報の取り扱い方です。
例えば、配送のやりとりがあった際に、送付先をなかなか詳しく書かない、教えてくれない人がいます。何丁目以降や電話番号、郵便番号を書かないなんてことがよくあり、そんな時はこちらから改めて聞き直さなきゃいけないですよね。
しかし聞き直した時に、何で電話番号が必要なんですかと怖がられてしまうことがあります。非常に個人情報について過敏になっている人が多いです。
個人情報のことを気にされている方は多いと思いますが、昔は電話番号が電話帳に載っていて誰でもすぐに調べる事ができました。あんまり適当なことも言えませんが、そう考えてみると電話番号一つでは、どえらい悪いことはできないものだと感じます。なのでそこはもうちょっと安心しませんか。商品がちゃんと届かないときに、電話番号の記載があれば配送の人が困ったときに電話、確認ができますよね。お互いに良かったとなりますよ。
個人情報を怖がるなら、今やLINEやTikTokの方がよっぽど怖いです。
なぜならLINEとかよく不倫報道で、不倫相手との会話の画面とか出たりしてますよね。それが出来てしまうのは、どこかから盗めるってことです。わざわざ本人たちが開示するわけないですよね。
つまりその情報を売ってる人たちが間違いなく存在し、情報を抜き取っているのです。
Web2というこの世界では、間違いなくその情報というものは収集されており、その個人情報を守ろうというのがWeb3の世界であります。仕方ないことですがWeb2というのは情報抜き放題なので、今更急に電話番号を書くのが怖いと思ってももう手遅れであり、それが当たり前になっているのです。
そんなことを言ってしまえばもうFacebookもGoogleもAmazonも何も使えないはずです。伝票なんかには電話番号がバッチリ記載されたまま商品が配送されていていますよ笑
だから今はそういうことが当たり前なのです。
もうちょっと安心してみましょう。
もしも変な風に電話番号を使われたら、携帯ごと変える、もういっそのこと本当に使い捨てるぐらいの感じでいいと思います。
引き続いて少し書きますと、凄い長文を書いて、その長文のど真ん中あたりに電話番号や住所を書いてるか人とかいます。
例えばメッセンジャーだと長文の一部分のみをコピーすることでができないので、一旦全部コピーしてから、どこかに貼り付けて、必要のない「こんにちは。」とか「今日はありがとうございました。」とか、そういう部分も一緒に一度コピーして、その後別のアプリでわざわざ消して、住所とか電話番号だけを抜き出さなきゃいけない作業が入ります。
なので郵便番号から電話番号、氏名、住所までは一つの括りとして別に文章を区切って送った方がいいです。そうすると相手の方もすぐ使えるのですよ。
こういうネットのリテラシーというかマナーとしては知っておいた方が良いでしょう。
というわけで、ネットは便利なもののはずですから、わざわざ不便にする必要はないでしょう。
できるだけでいいのに、相手にも自分にも手間が増えないようにするためにネットがあるので、わざわざ手間をかけさせたり、怖がらせたり不快感にさせる必要はないと思います。
それこそホラーみたいなのが自分のトレードマークだとすれば、それはそれでいいかもしれませんが、普通の人がアーティスト気取りで怖い画像にしなくてもいいと思います。相当有名で、社会的知名度があれば、作品の都合やアーティストイメージでそういうことをやってもいいのかもしれませんが、知名度がない人が相手の違和感を感じるようなことをするのはただの気持ち悪い人です。
さて今日はネットのマナーリテラシーという題材でしたが、これからもしっかり学んで、時代に合わせて変わっていきたいですね。
ではまた次回お会いしましょう。
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